アトピーや蕁麻疹などのかゆみを「鍼灸」と「糖質制限」で改善

2018年01月24日(水)

 アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などのかゆみで悩まれている方は多いと思います。
私は三兄弟の真ん中ですが、兄と弟は小さい頃からアトピーによるかゆみにずっと悩まされてきました。

私だけアトピーではありませんでしたが、25歳頃から蕁麻疹のかゆみに悩まされるようになってきました。


今回は東洋的にみた「かゆみ」についてと、私や兄弟がどのようにかゆみが改善したのかを書きたいと思います。

 

1、東洋的にみた「かゆみ」について ※東洋的な健康観のすすめ やまい一口メモより引用

2、蕁麻疹(じんましん)と鍼灸

3、アトピー性皮膚炎と糖質制限

4、アトピー性皮膚炎にも鍼灸は効果的

1、東洋的にみた「かゆみ」について

できもの、吹きでもの、湿疹、体のかゆみ

 いずれも皮膚の病気として考えられていますが、蚊に刺されるなど外部からの障害を除いて、一般に皮膚の病気は体の中に原因があると考えます。

 つまり内臓と表現する体の芯の気の力が弱っていることから、体全体の気を引きつけることができなくなり、皮膚の表面に吹きでものとして表れたとみます。

 その軽いものが痒みであり、さらにできものとなり、ひどくなると痛みに変わります。

 内臓の気の弱り方には、先天的なものと後天的なものの二つの面があります。

 先天的なものとはいわば体質のことで、自分の親、あるいはその親、または兄弟親戚を観察したり、話を聞いてみることである程度わかります。たとえば自分が親の体内にいたときの親の体調が悪かったり、難産であったりしますと、それらは先天的な悪い要素となります。

 後天的なものは、内臓の気を弱らせる生活、つまり体を冷やす生活をしとことに原因します。

 この場合の体を冷やすとは、あまり体を使わないのに冷たい飲食物をたくさんとることで、ビールやオンザロックにしたウイスキーを毎日飲む、冷たいジュース類をしょっちゅう飲むことなどです。

 特殊な例として、双子、三つ子などで出産が大変だった場合などにも吹きでものがよく出ます。

 これは体力の消耗が激しく、体の気を抑えられないことによるもので、このようなときには、冷たいものはもちろん、栄養価の高いものも避けなければいけません。

 アトピー性皮膚炎(アトピーとは、先天性過敏症ということで、これはアレルギー性皮膚炎ともいわれています)は、先天的な要素が強いものですが、結局妊娠時に冷えたものをしょっちゅう口にして母体を冷やしたか、離乳期に栄養を与え過ぎたことなどが考えられます。

【注意点】
①冷たいものを飲む習慣を、一度徹底的に止めます。
②朝起きぬけの、まだ何もおなかに入れないうちに、温かい湯冷まし(白湯)をコップに一、二杯飲みます。
③以上を一週間から十日続けます。
④白湯とはスプーン一杯の砂糖すら加えないもので、もちろんお茶でもいけません。
⑤原因がはっきり思い当たらない場合は、専門家に相談します。

※東洋的な健康観のすすめ やまい一口メモより引用

2、蕁麻疹(じんましん)と鍼灸

 自分自身の体験談を交えてお話したいと思います。

 かれこれ10数年前、鍼灸学校に入学する前ぐらいから、蕁麻疹が出るようになってきました。

今振り返ると、その当時はゴルフ場で働いていましたが、鍼灸学校の学費を貯める為に、ゴルフ場の仕事が終わってから、夜中までアルバイトもしている時期でした。身体がおかしくなるのも当たり前ですよね。

  はじめのうちは皮膚が刺激されると腕などに赤い膨らみが出て、少し痒いぐらいだったのですが、だんだん範囲も広がり、全身が痒くなり、かいてしまうとミミズ腫れのような赤い膨らみになってしまう状態になってきました!ただ蕁麻疹なので、かくのを我慢して時間がたてば消えていきます。

 鍼灸学校では夜間部に入り、整骨院でもアルバイトをしていた為、時間もなく、かなり不規則な生活をしていたため、蕁麻疹もひどくなる一方で、病院にいき診ていただく事にしました。

薬をいただき、飲むと嘘のように痒みが引き、薬を飲んでいる間は痒みが出なくなりました。

 しかし、薬は身体にいいわけではないので、なんとか減らそうと、1日に飲む量を減らし、だんだん飲む日にちも間隔を空けていき、最終的には三日に1錠ぐらいまで量を減らす事ができましたが、それ以上間隔を広げると激しい痒みに襲われ、薬をやめる事が出来ませんでした。

ここから5年間薬を飲み続ける事になります!!

 もちろん当時も東洋医学の勉強をしているので、長期間薬を飲むことは良くないとは分かっていましたが、薬を飲むと症状が落ち着くので、忙しさもあり、飲み続ける事になってしまいました。


 鍼灸治療もたまに受けていましたが、不規則な生活は改善出来ていなかった事と、薬を飲めば「かゆみ」がおさまるから、薬を飲まないと「かゆみ」が出てくると言う、薬への依存が強くなっていたと思います。

 しかし、薬をやめるきっかけをくれたのは、鍼灸でした!!

 出張専門で鍼灸治療をしていた頃、信号待ちをしていたら、後ろから車に追突され、首や腰を痛めた事がありました。

その時に鍼灸学校時代の恩師の先生に定期的に鍼灸を受ける機会があり、蕁麻疹の痒みに変化を感じ、この機会に5年間飲んでいた薬をやめる決断をしました!!

 やめた直後は激しい痒みに襲われましたが、鍼灸をやっているという安心感や実際に痒みが徐々に弱くなってきたので、それから10数年経ちますが、一度も薬を飲んでいません。

 また、、薬をやめた事で、蕁麻疹がでる状況も分かってきました。私の場合、最近まではお寿司などの生物を食べ過ぎると痒みが出てくると思っていましたが、父親の影響で3ヶ月程糖質制限をしたところ、生物も関係ありますが、糖質を食べ過ぎると痒みが出ると分かってきました。糖質制限については、「アトピー性皮膚炎と糖質制限」の所で、お話したいと思います。

 蕁麻疹だけでなく、他の症状もこれをやったら、これを食べたらなど、身体が冷える原因は気づいていないだけで必ずあります。ただ、薬を飲んでいると症状が抑えられているので、気づくのは難しいと思います。

 薬をすべて否定しているのではなく、状況によって必要なケースはあると思います。しかし、長期間飲んでいると、身体へのダメージがあるのも事実です!

 体質改善のきっかけに鍼灸治療は最適です!!

また、自分の体にあわない飲食物(冷やす食事)を見つける事も非常に重要です。痒みが激しくでる前の飲食物を振り返ると見つけられるかもしれません。好きな物だと見つけても食べたり飲んだりする事をやめる事は難しいと思うので、量をすこしづつ減らして、ここまでは大丈夫と言う、適量を探してみてください。

3、アトピー性皮膚炎と糖質制限

 私の兄と弟は小さい頃からアトピー性皮膚炎によるかゆみに悩まされていました。

本人が一番大変ですが、両親も大変です、夜道し背中を擦ってあげたり、病院の治療から民間療法、食事療法までいいと思えばなんでも取り入れていました。子供ながらに大変だと思ったことを覚えています。

しかし、兄もそうですが、弟は特に症状がひどく、よくなったり、悪くなったりの繰り返しでした。

 そんな時、弟が高校生の時に今までの病院の先生とは真逆の事を言う病院の先生に出会いました。

今までの先生は病院によっても違いますが、お肉を少なくして、野菜や玄米などを中心に食べなさいと言っていましたが、

その先生はお肉をたくさん食べて、ご飯を減らしなさいと両親に説明していました。(その当時の私は医療の知識がないので、実際はもっと細かく説明されていたと思います。)両親はどう思っていたかしりませんが、先生に言われた通りタンパク質中心でご飯などの糖質を減らした食生活を始めていきました。

 そうです、最近注目されてきた糖質制限です!!

15年以上前の話なので、その当時一般の人にはほとんど糖質制限という言葉は知られていないと思います。

 糖質制限を始めてから、かゆみも徐々におさまってきて、症状がひどくなると使っいたステロイドも自然と使わなくなりました。

また、弟の体つきもタンパク質をしっかりとるようになったからか、たくましくなりました。

 元々は糖尿病の食事療法で注目されるようになってきた糖質制限ですが、アトピー性皮膚炎での食事療法にすすめる病院や先生も増えてきています。

もちろん、糖質制限がすべてのアトピーなどのかゆみに効果があるかはわかりませんし、他の食事療法があっている人もいると思いますが、治療や食事療法などを色々と試してみてなかなか改善されない方は試してみる価値は十分あると思います。

 実は私は糖質制限にはあまり賛成ではありませんでした。しかし父親が糖尿病や高血圧など様々な症状や病気を改善したり、糖質制限の本を読んである程度納得して、実際に自分で試したことで、糖質制限というよりは今までの食生活は完全に糖質過剰だと思いました。

 また、糖質制限を始める時は夜白いご飯を食べないなどのプチ糖質制限は問題ありませんが、本格的にチャレンジする場合は本などで勉強してから始めた方がいいと思います。

ある程度知識がないと、体調を崩すおそれもあるからです。糖質をとらないかわりに、肉や魚、油ものなど、脂肪分やたんぱく質の多い食品はしっかりとらないといけません。

 糖質制限について書きましたが、食事療法は様々な物があり、人によって体質も違いますし、万人に合うものは無いかもしれませんが、色々試してみて今も「かゆみ」でお悩みの方は一度チャレンジしてみてください。

4、アトピー性皮膚炎にも鍼灸は効果的

 前項で食事療法について書きましたが、鍼灸もアトピー性皮膚炎などの痒みには効果的です。

東洋医学的にみると、アトピーなどの痒みの状態は、身体の芯が冷えて熱がコントロールできなくなり、身体の表面に熱があふれている状態です。逆に言うと、身体の芯が温まれば熱がコントロール出来るので、身体の表面に熱があふれなくなり、痒みは出なくなります。

 鍼灸で「冷え」をとり身体の芯を温める、食事療法で自分にとって身体を冷やす飲食物をとらない事で、相乗効果で身体の状態がどんどんよくなり、痒みが軽減されていきます。

 よく痒みは我慢出来ないって言いますよね!!自分の経験からも痒みで集中できなかったり、夜眠れなかったりでストレスが溜まり、さらに痒みが出るという悪循環に陥らないためにも、身体を冷やす食生活を見直し、鍼灸や食事療法で痒みの悪循環から抜け出し、楽しい人生を送っていただければと思います。

アトピーや蕁麻疹などの痒みでお悩みの方、つくば市のさかまき鍼灸院へご相談ください。
痒み改善へのお手伝いをさせていただきます。

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