不眠症と鍼灸治療

2017年10月02日(月)

 不眠症とは、夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状続き、よく眠れないため日中の眠気、注意力の散漫、疲れや、様々な体調不良が起こる状態を指します。

ある統計では日本人の5人に1人が不眠を自覚しており、20人に1人が睡眠薬を使用した事があるとの事です。
 つくば市のさかまき鍼灸院には不眠症が主症状で来院される方もいらっしゃいますが、他の症状で来院されて、実は夜眠れないんですという方がけっこういらっしゃいます。

東洋医学でみた不眠症

 寝つきが悪いとは、夜床に入ってもなかなか眠れない事ですが、本当に睡眠が足りなければ、昼間うとうとといつか眠くなります。

 眠るということは、夜暗くなるに従って、身体の気の動きが静まることと考えます。一般的に動物の動きはほぼ1日の明暗の変化に応じているものです。

 気の動きが静まるとは、身体の中心である内蔵に気が集まるということで、手足の動きは昼間より静かになり、脳の働きも無意識的になります。

 内蔵は、夜に力を蓄えます。

 頭部の気の動きが夜になってもおさまらないとき、寝つきが悪いということになります。

 これは夜に気を集める力が内臓にない場合、または内臓の気力よりも頭部の気の動きが非常に強い場合が考えられます。

 非常に身体が疲れて眠れないのは前者に相当し、考え事をしてなかなk寝つけないのは後の状況と考えます。

 以上のことから、昼間眠くてしかたがないのは、夜に内臓の気力が十分に補われていないことになります。

 ご年配の方が昼間うとうとしている、夜の睡眠時間が短いなどは、内臓の気の力を補う力も十分でなく、またその消耗も早いということです。

※東洋的な健康観すすめ「やまい一口めも」より

 

不眠症の根本原因と鍼灸治療

 睡眠にまさる治療はないというぐらい、夜眠ることは、身体の気の力を蓄え、体力をつけるのに非常に大切です!

 なぜ、不眠症になるなか、肉体的な疲労感が少ない事も理由の1つですが、悩み事やストレスなでによって、思考(頭)の緊張から解き放たれず、頭に気が昇っている事が一番の原因だと思います。

 もちろん寝る前に、パソコンやスマートフォンを使う事も気が昇り、頭が冴える原因です。

 昔と違い、仕事の内容が農業や生産業から、サービス業の仕事につく人が増えて、ストレスが溜まりやすくなった事も関係があるかもしれませんね!

 また、不眠症の患者さんで多いのが、7~8時間寝ないといけないと思われていることです。

 人それぞれ睡眠時間は違いますし、寝ないといけないと思うことでかえってプレッシャーになり、よけいに眠れなくなってしまいます。

熟睡でき、起きた時に爽快感があればよしとして、時間にこだわりすぎない事もたいせつです!

  しかし、このような状況でもすべての人が眠れなくなるわけではなく、眠れる人もいれば、眠れなくなる人もいます。

元々、生まれつき、ストレスに弱く、自律神経失調症などの不眠になりやすい方もいらっしゃるかもしれませんが、根本的な原因を考えると身体の芯が冷えているか、冷えていないかという事が考えられます。


冷えについてはこちら→病の根本的な原因は冷え

 身体の芯が冷える事で、気や血液の流れが悪くなり、滞りや偏りが生まれます。

 そうなると、頭(上半身)に気が昇りやす状態になり、興奮状態や頭が冴えている状態になり、夜眠れなくなってしまします。

 やさしい鍼と温かいお灸で身体の芯を温める事で、気の流れや血液の流れがよくなり、気や血液の滞りや偏りが改善されて、身体が緩む事でリラックスができ、自然に眠りにつくことができるようになります。

 不眠症でお悩みの方、薬をずっと飲み続けていて不安の方、つくば市のさかまき鍼灸院へご相談ください。

 健康な身体へのお手伝いをさせていただきます。




 

 

 

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