冷え(生命力の低下)の原因③「手術の影響」

2018年08月11日(土)

 つくば市のさかまき鍼灸院では病の根本的な原因を「冷え」と考えています。
「冷え」は感覚的に冷たいと言うことだけでなく、「生命力の低下」を指します。

 「冷え」について詳しくはこちら→病の根本的な原因は冷え

 「冷え」が病の根本的な原因ですが、鍼やお灸で様々な症状を変化させ、健康な身体を手に入れるためには、「冷え」をつくっている原因を考えていかなければなりません。

 第3回目は「手術の影響」についてです。
病気になり、症状がひどくなると手術の選択をせまられる事があります。
例えば頭やお腹などに腫瘍ができたり、腸閉塞を起こして一刻を争う状態、腰の状態が悪化して、病気ではありませんが妊婦さんの帝王切開や子供の肝臓や腎臓の状態が悪く親が肝臓の一部や片方の腎臓を子供に渡すなど、様々な状況があります。



 外科手術の影響は、病巣を取り除く意義と体を切ったり、その一部を切り取ったりする手術そのものの負の影響があります。特に術後の手術痕のもたらす影響は単にその部位が痛むとか癒着するなどの問題だけでなく全身的な影響が考えられます。

 最近では手術の弊害も色々と理解されて、内視鏡術が発達してきていますが、手術痕が小さくても影響がないわけではありません。

 次の章では、手術の影響に対して、鍼灸がなぜいいのかを書きたいと思います。

 

手術の影響に対しての鍼灸の役割

 どうしても手術を選択しなければいけなくなった場合、鍼灸がお手伝いできることが2つあります。

1つは手術前の予防として、鍼灸で身体を整えておく事。

2つ目は手術後のケアとして、疲れた身体を整え、手術の負の影響を取り除く事。

「1つ目の手術前の予防として、鍼灸で身体を整えておく事」
身体が疲れている状態(冷えの強い状態)で手術に臨むと手術の悪い影響をダイレクトに受けてしまうので、鍼灸で冷えを解消し、少しでも身体の状態を整えておく事で、術中のトラブルを予防し、術後の身体の回復や手術による傷の回復も助けてくれます。

「2つ目の手術後のケアとして、疲れた身体を整え、手術の負の影響を取り除く事」
手術後は身体が疲れが強く、自然治癒力も低下します(冷えが強い状態)。鍼灸で冷えをとり、自然治癒力を正常に働かせてあげることで、様々なトラブル(風邪を引いたり、他の病気にかかったり)を予防でき、いい状態で社会復帰ができます。また、手術痕に鍼灸をする事で、身体の疲れや手術痕の回復を早めてくれます。

 

手術痕にお灸

 手術をして何年経っても手術痕が痛いという患者さんがいらっしゃいます。

手術をした直後であれば痛いのはあたりまえですが、数十年経っても、寒い時期だけ痛くなる方や、患者さん自身は気づいてなくても、手術痕に赤みが残っていたり、触ると痛かったり、他の皮膚と比べると力がなかったりと言うことが多々あります。

上記のような場合、手術による影響がかなり残っており、その影響によって身体に様々な不調や痛みを生み出してしまいます。

例えば、腰が痛くなったり、胃腸の不調が出たり、頭痛が出たり、神経痛が出たり、人によって様々です。

 手術痕が多ければ多いほど、身体の状態が悪い方、痛みや不調でお悩みの方が非常に多いです。

このような時、手術痕にお灸をする事で、なかなか変化しなかった症状が楽になる事が多々あります。

手術痕が痛かったり、赤みが残っていたり、他の皮膚と比べて力がない状態の手術痕はずっと冷え(生命力の低下)を作り続けている状態になっています。

 冷えが強くなるとその人自身の弱い場所に痛みや不調となって現れてきます。またそのような場合、痛い所や不調がある所が原因ではないので、原因が分からないことが多いです。

手術痕が原因なので、そこに直接お灸をする事で、痛みや不調が軽減することをよく経験します。

 まずはご自分の手術痕を観察して、手術をしてから何年も経っているのに、他の皮膚と比べて赤みがないか、押すと痛みがないか、なんとなく皮膚の力がない感じがないか、逆に硬くなってないかなどを確認してみてください。

手術後の不調に鍼灸治療

 つくば市のさかまき鍼灸院では数ある鍼灸治療のなかでも冷え(生命力の低下)の解消にもっとも力をいれている積聚治療で健康な身体へのお手伝いをしております。

鍼灸治療についてはこちら→積聚治療について

 最近の症例では数年前に大手術をして、その直後から肋間神経痛(病院ではしょうがないと言われた)が発症し、少し経ってから歯の痛みや頭痛が出た患者様がいました。

 はじめは、仕事の疲れによる腰の痛みや肩こりで来院され、2回目の来院の時に腰や肩が楽になり、実はという形で肋間神経痛や歯の痛みの事を話してくれました。初回の時はよくなる症状とは思っていなかったようで、お話しはされなかったようです。

 手術痕を診てみると赤みが残っており、押すと強い痛みがありました。
2回目の施術時にお灸をして、その場では痛みは変わりませんでしたが、身体の反応は変わっていたので、3回目の来院時に確認してみると、肋間神経痛と歯の痛みが軽減したとのこと。その後も続けて来院していただきお灸を続けると、完全ではありませんが、痛みがほとんど気にならない状態になりました。

この患者様は術後のケアで現在も通っていただいています。

 今回の症例以外でも、手術痕のお灸でなかなか変化しなかった不調や痛みが軽減することがよくあります。

手術後の不調でお悩みの方、つくば市のさかまき鍼灸院へご相談ください。

 健康な身体へのお手伝いをさせていただきます。

 

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