冷え(生命力の低下)の原因②「打撲(だぼく)」

2018年07月03日(火)

 つくば市のさかまき鍼灸院では病の根本的な原因を「冷え」と考えています。
「冷え」は感覚的に冷たいと言うことだけでなく、「生命力の低下」を指します。

 「冷え」について詳しくはこちら→病の根本的な原因は冷え

 「冷え」が病の根本的な原因ですが、鍼やお灸で様々な症状を改善し、健康な身体を手に入れるためには、「冷え」をつくっている原因を考えていかなければなりません。

 第2回目は「打撲(だぼく)」についてです。

 転んで頭をぶつけたり、尻もちをついたり、足や手をぶつける、膝や肘をぶつけるなど、日常の生活や運動などで打撲をしてアザをつくることは誰もが経験したことがあると思います。

 一般的には痛みやアザが消えると治っていると思われると思いますが、数年経っても影響が残っている場合があります。皮膚や筋肉が損傷を受けるぐらいの軽い打撲であれば、あまり問題はありませんが、骨を強くぶつける様な、強い打撲は何年経っても影響が残り、体に冷え(生命力の低下)をつくり続けています。

 打撲をすると、損傷した組織を修復しようと、体は血液や組織液を患部(ぶつけた部分)に送ります。それがうっ血です。
ところが骨に影響があるぐらいの強い打撲は集まった血液などが、川の流れがよどむように、そこに長くとどまり、その部位の血液の流れは悪くなります。それが体に不安定な影響を及ぼし、冷え(生命力の低下)をつくり続けてしまいます。

  軽い打撲(影響が少ない)と強い打撲(影響が大きい)の見分け方ですが、軽い打撲は皮膚や筋肉までの損傷なので、数日~数週間経つと、アザが消え、打撲があった場所を押しても痛みはありません。強い打撲は皮膚や筋肉から骨までの損傷なので、アザが消えても打撲があった場所を押すと痛みがあります。その痛みは数年~数十年経っても残っており、体へ冷え(生命力の低下)をつくり続けています。時間が経つと場所が分かりづらくなってくるので、早めの処置が大切です。

 打撲をしてから時間が経ってしまった場合は、鍼灸治療をする事で打撲の場所が明確になってくるので、ポイントが絞れたら処置をします。

 打撲をする事で、体に冷え(生命力の低下)が生まれて、不調が出てくるので、尻もちをついても首に症状が出ることもありますし、頭をぶつける事で腰の痛みや坐骨神経痛などの症状が出る場合もあり、どこに症状が出てもおかしくありません。

 問診で細かくお話しを聞いていくと、打撲をしてから様々な不調が出始めている方が結構いらっしゃいます。

 最近こんなケースがありました。普段からケアや予防の為、定期的に鍼灸治療を受けている方が、何も特別な事はしていないのに、今まで治まっていた症状が急に出てくることがありました。患者さんにお話しを聞くと、特別何もしていないとおっしゃいましたが、よくよくお話しを聞いていくと、数日前に家の中で転んで尻もちをついたとの事でした。症状が首や肩の痛み、頭痛などだった為、尻もちは関係ないと思われたようです。かなり強く尻もちをつかれたようで、お尻の骨を押したら強い痛みが残っていました。まだ打撲をした直後で場所も明確だったので、鍼で処置をしたところ、首や肩の痛み、頭痛は消え楽になったようです。それから、その患者さんは打撲をすると必ず教えてくれます。

 また、今回は打撲による体の痛みのお話を例にだしましたが、痛みだけではなく、自律神経が乱れ自律神経失調症になったり、更年期に体の疲れが出てきたときに過去の打撲の影響で更年期障害になることもあります。過去に強い打撲の経験がある方は症状に関係なく、問診時に教えてくださいね。

「冷えは万病の元といいますが、打撲も万病の元ですね!!」

 お身体の痛み、不調でお悩みの方、つくば市のさかまき鍼灸院へご相談ください。症状改善のお手伝いをさせていただきます。

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